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「女性神主が語る國體論」


第４１回

『建武中興と楠木正成の真実』

お正月特別企画！丙午の國運を駆ける開運馬(うま)神社５選

ナビゲーター 加藤 知華氏
発言 山下 弘枝氏

後半


レジュメ

1. 導入  
• タイトルコールと新年の祝辞  
• 歴史8年元旦特別企画。今年は60年に一度の「丙午（ひのえうま）」。この強大な運気の波に乗って、日本と個人の運勢を一気に飛躍させるための
「馬ゆかりの開運神社」をご紹介します。

2. 令和8年の國運と運気（丙午のエネルギー解説と歴史的視点） 
• 丙午のエネルギー：太陽の火（丙）と真夏の火（午）が重なり、「開花」「飛躍」「革新」の運気に満ちる。エネルギーが極めて強大。  
• 過去の丙午の歴史的事実を準える：  
  - 直近1966年（昭和41年）：いざなぎ景気の真っただ中。「強烈な成長」のエネルギー。  
  - 1806年（文化3年）：伊能忠敬が蝦夷地の測量を完了など、知と国境意識が動いた年。  
  - 1686年（貞享3年）：徳川綱吉による生類憐みの令が発令。社会の構造が急激に変化する「革新」の年。  
• 國體論的視点：丙午は「激動」を通じて「飛躍」を遂げる年。この強い火の気を「公」のため、「日本の将来」のために使う心構えが重要。  
• 運気を掴むための対応：火の気が強すぎると「争い」に繋がりやすい。神社の「鎮（しずめ）」や「調和」の力で、この強い運気を適切に導く必要がある。

3. 午年に神社へ参拝する意義
• 神馬の存在：馬は神様と人間を結ぶ「伝達者」「聖獣」。  
• ご利益：「飛躍」（運気向上）、「出世・勝負」、「願いを早く届ける」。元旦に馬ゆかりの神社で、一年の勢いを決める。

4. 午年に参拝するべき神社5選

1. 賀茂別雷神社（上賀茂神社）（京都府）  
   • 御祭神：賀茂別雷大神（かもわけいかづちのおおかみ）。雷（いかづち）の神様であり、厄を祓う力を持つ。  
   • 歴史・國體：平安時代以前より朝廷の崇敬が厚い古社。起源は神山の磐座。「賀茂競馬（くらべうま）」神事が行われる馬の聖地であり、丙午の勢いを借りるのに最適。「厄除け・勝負運」に強い。

2. 藤森神社（京都府）  
   • 御祭神：素盞嗚命（すさのおのみこと）、日本武尊（やまとたけるのみこと）など十二柱。  
   • 歴史・國體：創建は神功皇后の時代に遡る古社。「駈馬神事」が有名で「勝運」の神様として崇敬される。午年の勢いをそのまま勝ちに繋げ、
「学問・開運」のご利益も。

3. 丹生川上神社下社（奈良県）  
   • 御祭神：闇罔象神（くらみつはのひめのかみ）。水の源流を司る神様。  
   • 歴史・國體：記紀にも登場する水の神。古くは朝廷が雨乞いに黒馬を、止雨止めに白馬を奉納した「馬の神様」としての側面を持つ。
丙午の強い火の気を「水」で調和させ、災いを鎮め、運気の安定を図る。

4. 勝馬神社（大杉神社境内）（茨城県）  
   • 御祭神：大杉大神（倭大物主櫛甕玉命：やまとおおものぬしくしみかたまのみこと）、天照大御神など。  
   • 歴史・國體：俗に「あんばさま」と呼ばれる大杉神社の境内に鎮座。その名も「勝馬」であり、勝運・開運のご利益が絶大。
人生の「勝負事」全般に霊験あらたか。午年の火の勢いを「勝利」に直結させたい人へ。

5. 多度大社（北伊勢大神宮・三重県）  
   • 御祭神：天津彦根命（あまつひこねのみこと・天照大御神の第三御子）、天目一箇命（あめのまひとつのみこと）。  
   • 歴史・國體：伊勢国の「一の宮」であり、創建は雄略天皇の時代と伝わる古社。御祭神の一柱は別名「一つ目龍神」とも称され、
強力な厄除けと雨乞いの龍神として信仰される。本殿に御扉が無いのが特徴。  
   • 神事と丙午：「上げ馬神事」で知られ、馬が崖を駆け上がる姿は「立身出世」「運気急上昇」の象徴。丙午の「飛躍の年」の勢いを力強く締めくくるのに、
龍神と馬の勢いが重なる多度大社は最適。

5. まとめと開運行動 
• 再確認：2026年は行動力と情熱が運を開く年。目標設定が重要。  
• 開運行動：午年のラッキーカラー（青、緑など火を調和させる色）を取り入れ、神社で「勢い」と「慎重さ」のバランスを祈る。